東京国際ミネラル秋のフェア2018

初日に行ってきました！
東京国際ミネラル秋のフェア2018

ほんとはミュンヘンショー後まで冬眠しようと思っていたのですが、やはり無理でした。（実は横浜のミネラルフェアも行った）

えーと、いちおう最初にアルプス産の水晶も見たのですが、お財布と折り合いがつきそうになかったです。ほんの数年前が、懐かしくなっただけでした。で、それはいったん忘れて。

先着プレが糸魚川翡翠だったため、あちこちの翡翠のお店が気になりました。

小滝物産店さんで、糸魚川の観光パンフレットがたくさんあったので、最初にゲット。『翡翠がわかる』（松原聰先生著）もゲット。他にも写真集もありました。（個人的にはフォッサマグナ・ミュージアムの『よくわかる糸魚川の大地のなりたち』が見たかったです。もちろん現地に行ったら買いますけどね～！）
ガラスケースの、明るく透明感のある緑色の勾玉群が素晴らしかったです。いつかは一つ。

翡翠と似た石をまとめたこのチラシなんて、糸魚川に行くとき（いつかは分からないけど）すごく役立ちそうじゃないですか。熟読、というか頭に叩き込んでいかないと！翡翠海岸！

えーと、全体的に、会場はあまり混んでなくてゆっくり見られたと思います。マクネイルさんも人垣が一重でしたし。
ホリさん横の国産鉱物で日本式双晶の水晶がいくつもあって、ぐぬぬと思いましたが、終わりにする標本が欲しいのでがまんしました（分かる人には分かる）。あと個性派のアメシストをじっくり観察、単結晶でも情報量が多い石はやっぱりいいです。そんなにすぐには売れないと思うので……（言い訳）。

ジオードの水晶、明るく緑色のエメラルド（あとは母岩がほんのちょっぴりついていたらいいのに！）も気になりました。エメラルドは明るい緑のゼリエースみたいなのが欲しいんです。「植物の心」みたいなやつ。

見るだけコーナーその１

見るだけコーナーその２

第一会場奥の階段を上がると、スライスされた瑪瑙などの石が。ベーコンに似ている石、緑の風景がすごい（語彙力がなくてこれしか言えない）石が目につきました。うわー、面白いなぁ。アクセサリーや小さい石を乗せるディスプレイ用によかったかもしれません。

このお店で、ガラスケースに入ったすごく透明な（と書くと普通に思うでしょうが、透明な氷そのもの）単結晶や母岩付きがあって、ヒマラヤ水晶はいろんなところにあるけど、このクオリティは。買い付けに行っても一年に一度見つかるかどうかと仰っていたけど、そうだと思います。
大きいものはそれなりのお値段でしたが（でもあれでヨーロッパ産だったら手も届かないことになるし）傷やクラックなども説明してくれて。平たい結晶や、溶けた結晶も面白かったです。

最近、一目惚れ以外は、一度絵に描いて整理したりｗｗ　公園を散歩したりして、少し時間を置くと分かってくるものがある、と思ってます。
これはね、左脳だけでなく右脳でも選ぶということだと。最近、『奇跡の脳』を読んで、自分的には理解してます。
買えないものも絵に描いておくと後で思い出せるしね！

ちょうど、某玄関用の水晶のクラスターとして、バランスが良く、大きすぎず小さすぎないものを探していたので、いくつか見てこれに落ち着きました。標本用というつもりはなかったけど、ラベルも詳しく書いてもらえたので嬉しく。

いまは机に置いてますが、すごく普通っぽいというか、主張しすぎず落ち着くクラスターで、昔からこの場所にいたような顔をしてます。メインの結晶の透明感は素晴らしい。

あとは、ガーネットの十二面体好きとして、すっごく地味なアンドラダイトだけお持ち帰り。どう見ても写真映えしないですが、本当にバランスがいい、と思ったので。手に載せても、コロコロで可愛いな〜と。

あっ、二階の紀伊国屋さんで、ばーんと売っていたハムちゃん本（マンガでわかる鉱物コレクターズマニュアル）もやっと購入できました！　実物を見てからと思っていたので、よかったです！
小さいコマをよく見ていくと面白いですよね。「石の名は。」とか書いてあったりして。鉱物沼に沈んでいくハムちゃんがかわいい。このノリは他の本にはありませんよね～。
ノリだけじゃなく、海外から石を買う方法とか、あと、蛍光についてもよく知らなかったので、ふむふむと読みました。大切な注意点が確定申告で、ちょっと笑いました。
ハムちゃんの背中にある線は着ぐるみのファスナーでしょうか～。