///糸くずめのう

糸くずめのう

Agate
Cluj, Napoca, Romania
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またまた、名古屋ショーの戦利品です。
ラベルと一緒にお店の方に頂いたポストカードによると、

クルージュ=ナポカという町で産出される晶洞瑪瑙は、「流紋岩を母岩とし、直径2cm~10cmの小型のものが多く、赤、青、灰緑、黄色などの透明感のある瑪瑙が充填しています」。

クルージュ=ナポカは、山間の小さな町かと思ったら、ルーマニアで三番目に大きいらしい。
ドラキュラ伯爵のトランシルバニア地方にあるそうです。

裏側はこんな感じ。
色が濃くなっているのは、ミネラルタックがついていたところです。

いびつな星形(だと私は思っている)の内部が、赤っぽい瑪瑙になっています。
瑪瑙の縞はあまり出ていないけど微妙な色の変化はあります。
瑪瑙が灰緑色のものもあってそちらも綺麗でした。

下のもやもやが「糸くず」にしか見えないので、「糸くず瑪瑙」。
母岩が入りこんだのでしょうか?

いまさらですが、瑪瑙は結晶形が出ていないだけで、水晶と同じ石英なんですよね。
化学組成も、水晶と同じ、SiO2。