こういった武家屋敷では、藤沢周平作品を思い出し、今回のような古民家では、やっぱり泉鏡花。
何となく、「眉かくしの霊」を思い出しました。(あれは奈良井だが)
昔の造り酒屋の面影を残す、商人の家。
二階の座敷の天井、ゆるやかにカーブしている(いちばん上の写真、舟形天井)。
カメラがおかしいのかと思った。
二階は、一部屋ずつ段差があるステップハウス♪
外国の観光客にも人気があるらしい。
Yoshijima Houseで検索するとグレードの高い写真が出てくる、出てくる。
(これどうやって撮るんだよ!)
実際に行くと分かるけど、確かに、いい感じ。
観光スポットとは思えない、古い日本の静けさがある。
台所の土間だった部分は改装されているけど、これもセンスがいい。
全体に、よけいなものが置かれてなくて、シンプルに徹しているところが、いい。
もちろん、一番の見どころは屋根の小屋組み。
外観は、上手く撮れなかったorz
……なので、
また高山を通りかかったら、もう一度見に行きたい。
お隣には、同じ古民家で、もっと豪壮な趣のある日下部民藝館があります。
観光客は主に上三之町あたりにいて、飛騨牛にぎり寿司に並んでいた!(私も行ったけど)
あんまり関係ないけど、泉鏡花「眉かくしの霊」(青空文庫)
鶫(つぐみ)の晩餐、意外に美味しそうで^^ 好きな作品。