二週間ほど前の旅行ですが、めちゃくちゃ天気が良かったので、写真がきれいで……。
いつもビューンと中央道を走って、談合坂と双葉で休憩して通り過ぎるのが甲府です。(ゴメン)
でも今回、寺社好きとしても、石好きとしても、なかなか良かった~。
フルーツパーク、昇仙峡、恵林寺、武田神社などに立ち寄りました。
談合坂で、小菅村の道の駅のピザ釜の写真が目に入り、
(ランチはここだ!)
と、大月ICで降りて、山登り。
「松姫トンネル」という、シュールなトンネルがあります。
ただの真新しいトンネルなのですが、長い一直線の間、ぜんぜん車が走ってないので、異世界に行くような不思議な感じ。(トンネルを抜けるとダム)
カーナビを見ると、このトンネルができる前は、おそろしいクネクネ道。
今は冬だからか、クネクネ道は通れなくなってました。
このあたりは多摩川の源流があるところ。
川崎市民にとって、多摩川は心の川。
山奥の道から、小川のような多摩川が見えて嬉しかったです。
丹波山村(たばやまむら)の道の駅に行って、鹿肉のそばと丼を食べました。
そばは太さが不ぞろいで、手打ち? 美味しかったです。
大菩薩嶺のあたりを抜けます。
いやー
このあたりは本当に山ですね。
ゴブリンが出そうだよ……。
(RPGなどで町と町の間にある緑のフィールド)
武田信玄の菩提寺。
思ったよりも広々して、静かで落ち着いていて、気に入りました!!
禅宗の言葉ですが、恵林寺の和尚が、織田家に逆らって三門に閉じ込められ、大勢の僧侶たちと焼き殺されたときの言葉でもあるんですって!
何、それ。
そんな壮絶な話は知らなかった(後世の脚色と言う説もある)
うぐいす張りの廊下や、信玄存命のとき本人そっくり(?)に作られた像もあります。
桜だったら綺麗でしょうね。
続いて、昇仙峡へ。
大自然の荒々しさに、びっくりしました。
ちょっと、中国みたいな風景。
川に、ものすごーく大きい石が、ごろごろ落ちているのですが、写真では伝わらない……。
しかし、このあたりは昔、水晶がたくさん採れたんでしょうね。
遊歩道は、白く凍っていました。(でも、思ったより観光客がいる)
そして、滝の横の階段を上がりましたら……。
えっ!?
という感じの小ぎれいな別世界になりまして、立派な水晶のお店が2,3軒ありました。
猫も何匹かいる。
お店の中は、ブレスレットなどが多いのですが、すごーく大きな水晶クラスターに触ってもいいのがうれしかったり、水晶玉とガラス玉があり「どっちがどっち?」という楽しいクイズもあり(外れましたが)。
アメシストドームと珪化木は、どーんどーん!と置いてありました。
ショーウィンドーには置物サイズのいろいろな鉱物もあります。売り物……なの?
「このあたりで採れた水晶はありませんか?」と聞いてみたら、少し残念そうに「もう採れないんですよ」とのお答え。
「昔、採った方が持っているものなら、本当にここで採れたものかもしれませんが……」
そうでしょうとも。
お話させていただき、ありがとうございました。
昇仙峡全体は広すぎて、途中で引き返してしまったので、紅葉の時期などに再訪したいです。
金桜神社まで行きたかった。