最後の夏休み

お盆が終わったら急に涼しくなって、夏の終わりを感じさせるこの頃。

今年の夏は、不思議と「夏休み感」がありました。
梅雨明けに、急に暑くなったとき、温泉でまったりしながら夫が「（小学生のときの）夏休みの一日目みたいだ」と。

これから長い夏休みが始まるぞ、という自由で解放された感じ。
朝、目が覚めて、「今日は何しよう」と考えるときの、ワクワク感。
「夏休み」って、あらためていい言葉だなー、と思って、それから、何かをするとき、トウモロコシご飯を作ったり、パフェを食べたり、そういうささいなことも、「これをするのも、夏休みの宿題なんだ」と思ったりしていました。

それにしても今年は、「生きてるって、すばらしいなー」と思う瞬間が多いです。
誰でも、そう感じるときはあるだろうけど。
来年、何かがあるのかな。
平成最後の夏だし。

美味しいものを食べたり、旅行したりしたときだけではなく、日常生活で、たとえばこの間散歩していて、大きな川を渡ったとき、

橋の下から、ぶおーっと音が聞こえてきたと思ったら、吹奏楽部の子たちが、夏休みに、部活の練習をしていたみたいで。
ちょっと間違えたりしている音楽を聞きながら、大きな橋を渡っていたら、空は青くて、川の景色が広々していて、
「ああー、青春だなーーー」と。

いやねー、青春してるのはその子たちで、自分じゃないんだけど！　笑
でも、そういう一瞬に、「生きてるって、すばらしいよなぁ」としみじみ思ったりするんです。年を取っただけかも？
2016年のときにはこんなふうには感じなかったけど。

多くの人が、そんなふうに感じる瞬間が増えているんじゃないか、という気もします。
ニュースをつけると、イライラしている人たちが起こした事件をやっているけど、身近ではあまり、というより、全然ピンとこない。

そんな夏も、そろそろ終わり。
家庭菜園をやってると、八月は「秋の始まり」なので。

それでは、ちょっとおすそ分けということで、バリ島の海の写真を↓