///2021年の物語(6月)

2021年の物語(6月)

紫陽花の写真を撮りに行きたい。5月分はこちら

6/8 1日100万回?

6/9 「1日100万回」目標達成? 菅首相、ワクチン接種で勇み足か―新型コロナ(時事ニュース)
それでも初期に比べて急激に伸びてきている。

6/7 JOCの経理部長が飛び込み自殺か

そういえばこのニュースもありました……。

東京都とパソナの命運、専門は「中抜き」

少し前だけど、東京都とパソナの命運が分かれているニュース。
5/31 東京都の貯金、21年度末21億円に コロナ対策で激減(日経)

5/30 「東京五輪の日当は35万円」 国会で暴露された東急エージェンシー、パソナへの“厚遇”〈dot.〉

その後、竹中平蔵氏が尾身会長を批判したことに対する感想で、いちばん笑ったもの。

しかし、真面目な話、数年以内に「中抜き」(過度のピンハネ)は社会でもっと嫌われるようになっていくと思う。今はまだ多くの人に知られていないだけ。

6/5 武漢研究所起源説

どうしてこう毎日、面白い(と言ってはいけないが)ニュースが飛び込んでくるんでしょう。

新型コロナウィルスの武漢研究所起源説については、

1/28 米国務長官「武漢研究所の複数の研究員がコロナともとれる病気にかかっていた」と、WHOの現地調査を後押し(ニューズウィーク)
5/26 「コロナの武漢起源説」が再燃、著名科学者らが調査呼びかけ(フォーブス)
5/31 武漢研究所からの流出説、英国情報機関も「あり得る」(東京新聞)
5/31 「コロナウイルスは武漢研究所で人工的に変造された」英研究者らが法医学的学術論文発表へ(Y!ニュース)

といったニュースが五月末に飛び込んできて(実は1月頃からあったみたい)、「2019年の11月に新型コロナと同様の症状で(?)病院での治療が必要になるほど体調を崩した同研究所の研究員がいる」、ロンドンの大学とノルウェーの製薬会社の研究で「ウイルスが人工的に改ざんされた痕跡(フィンガープリント)を発見した」などが根拠として挙がっていた。
バイデン大統領が再調査を指示したり、英情報機関が「ありうる」と言うからには他にも情報があるんだろうな、と思っていたが。

6/4 「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」!(ニューズウィーク)

今日これを読んで、なかなか詳細な内容でびっくり。トランプ大統領の存在があって、研究所起源説は大手メディアで陰謀論とされてきたが、むしろ自然発生説が陰謀論だったと……クラクラする内容。
しかし、世界中の頭脳がネットで繋がり、武漢研究所が十年前から発表してきた膨大な論文を漁り続け、少しずつパズルのピースが埋まり……と「これ映画化でしょ」という展開。もう題名も決まってます、「DRASTIC」(笑)。

しかし、これはやはり、中国にデータを出してもらわなければならないと思う。北京の冬季オリンピックボイコットが見えてきたかもしれない。

そういえば、去年9月に香港大学からアメリカに亡命した科学者の告発もありましたが。彼女はどうなったんだろう。
2020/9/13 中国の科学者が暴露「新型コロナ、武漢ウイルス研究所で作られたという科学的な証拠を発表する」(ワウコリア)

ミニチュアパンケーキ

6/4 尾身会長「今の状況でやるのは普通ではない」発言

いま頑張っているのは尾身会長と分科会だけかもしれません。感染対策が絵に描いた餅になりかねないことを危惧している?
→政府は絶対に開催、と決めているので、開催の場合はどんなリスクがあってどれほどの覚悟を持って挑まなければならないか、それを伝えるのは専門家としての責務、と感じているようです。確かに。
→それに対して自民党の政治家が反発しているのはいつも通りだな、という感じ。

6/3 五輪「開催ありき」に尾身会長がくぎを刺す理由(東京新聞)
6/3 われわれの考え、しかるべくところに示す=東京五輪で尾身氏
「政府にアドバイスしてもIOC(国際オリンピック委員会)には届かない。どこに述べたらいいか、今検討している。(五輪を)やるならどういうリスクがあるか申し上げるのがわれわれの仕事だ」。
6/4 尾身会長の警告は「自主的な発表」 五輪開催リスク、政府は聞く耳持たず(東京新聞)

心配なニュースも飛び込んできます。

6/4 五輪選手の「バブル」は効果なし? 国内から30万人が出入り、ワクチン用意は2万人分(東京新聞)

五輪の選手と報道陣、その他関係者は「泡(バブル)」にいるから安全だ、という政府の説明でしたが、よく考えるとそんなはずはなかった……確かに、誰がホテルを掃除するの? という話です。「バブルに出入りする国内の約30万人は、通訳、警備、運転、清掃などに携わり、公共交通機関で自宅などから通う。30万人中、ワクチンの用意は2万人分しかない」。30万人が普通にバブルに出入り……。

6/4 新自由主義とスポーツ選手の関係

テニスの大阪なおみ選手が全仏オープンの記者会見を拒否して、結局棄権した問題。

うーーん、なるほど。新自由主義の結果、資本の力が強くなって、スポーツ選手は興業の駒になりつつある、という見方。
その後、大阪選手は各方面に丁寧な謝罪をしており、また、ずっとうつ病に悩まされてきたことを告白して、風向きは変わってきています。

6/1 会見拒否の大坂選手 テニス全仏オープン棄権 「うつに苦しんできた」(毎日新聞)
6/2 テニス4大大会、大坂なおみを「可能な限り支援したい」 意味ある改善目指すと(BBCニュース)

6/3 奴隷の手は借りるけど

5月後半にIOCが相次いで話題になる発言を行った件についてまとめておきます。6/4現在、例によって、だいぶ落ち着いたというか、「あきらめ感」が漂っているけど……。

「緊急事態宣言下でも開催」と言ったコーツ委員長は事前に質問を想定して練りに練った回答がこれだったと言われている(週刊ダイヤモンド6/5)。パウンド氏発言「菅首相が中止を求めても、大会は開催される」も、文芸春秋単独インタビューなので、明らかに日本に向けた、日本人に聞かせるための発言。どこかよその国でしゃべってしまったことを日本のメディアに拾われたわけではない。つまり、彼らは本気でこう考えているのだろう。文字どおり解釈すると、IOCは国民国家より上ということになるが、でも、そう考えるのも分かるな(笑)というところはある。

一方、実際に日本には中止を決める「権利」はないという。

柄谷行人を読んで、「資本-国家-ネーション」が一体化したシステムのことを知ったけど、この中でいちばん強いのは「資本」なわけ。ただ、資本は国民国家の手を借りなければ、労働者も消費者(商品市場)も手に入らない。なので、普通は国民国家と手を組んでやっている。IOCは資本の側で、ただ世界的スポーツイベント開催というビジネスの性質上、開催国の国民国家のことはそれほど考えなくてもいい。もちろん多少は「奴隷の手」を借りなければならないけど(笑)、開催されてアメリカの放映権料を取れることがいちばん大事なので、「緊急事態宣言下でもいい」「無観客でもいい」と、ハッキリ言える。
5/10 五輪開催に突き進むIOCの本音は 放映権料に分配金…(朝日新聞デジタル)

もちろん、開催国側にもメリットがあってIOCと組んでいるので、奴隷ではありません(笑)。これは皮肉です。国威発揚とか選挙対策とか、経済対策(といっても電通など一部の企業が極端に潤ってしまう構造)でしょうか。

しかしやはり、パッと聞いたときの悪役感はすごかったw ハリウッド映画で、グローバル資本の悪役が出てきて国家元首を軽んじることあるけど、そんな感じ。むき出しの資本主義を感じさせてくれて、新鮮だったw 逆に言えば、IOCもかなり追い詰められているのかもしれないですね。

基本情報

5/21 東京五輪、緊急事態宣言下でも開催 IOC調整委員長が見解(時事ニュース)

5/26 IOC重鎮委員が独占告白「菅首相が中止を求めても、大会は開催される」(文春オンライン)
「週刊文春」の単独インタビュー。「仮に菅首相が『中止』を求めたとしても、それはあくまで個人的な意見に過ぎない。大会は開催される」

5/27 アルマゲドンない限り五輪開催 IOC最古参委員、英紙に

アルマゲドン発言の原文はこちら。なんでこんな過激な単語を出してきたんだろうw 某森元会長みたいに失言王なのかな?

5/29 IOC 五輪選手らに“コロナで死亡は自己責任”同意書義務付け、唐突ぶりに不満噴出
同意書では、東京五輪について(1)コロナやその他の感染症、猛暑により健康被害や死亡に至る可能性がある(2)リスクを軽減する具体的な対策を取る、などに同意を求めた。

IOC関係者のぜいたくっぷりについてのスポーツ新聞の記事も追記しておきます。まあ、こういうのも「当然」と思ってるんだろうなあ。

5/28 【東京五輪】招致メンバーが打ち明ける〝五輪貴族〟の実態「競技を見ながら豪華な料理を食べることが誇り」(東スポ)

5/22 IOC幹部の特権 1泊300万円の宿に4万円で宿泊、差額は組織委が負担(Y!ニュース)