今年は、とある生涯学習講座で、家庭菜園をやっています。
圃場*に自分の区画を借り、夏野菜、秋冬野菜の栽培方法を学ぶ講座です。
*ほじょう、と読む。畑のこと。
受講料には、収穫物が含まれています♪
有機・無農薬栽培なのも嬉しいポイント。
思い返せば2014年、水耕栽培で初めてトマトを育てました。→コチラ
病害虫もなく、思ったより収穫できたので、来年も育てようと思っていたのですが、結局、毎日の液肥づくりが面倒に感じてしまって。あと、やっぱり液肥というのは完全な「化学のチカラ」。有機肥料でやってみたいな、畑でやってみたいな、と思っていたのです。
4月7日
初回は、畝立てとマルチ貼り。
最初の圃場の様子。一畝だけ先にマルチが貼ってありました。 |
ちゃんとした講座に参加してよかったのは、一から詳しく教えてくれるところです。
本には「畝を立てて種をまく」と一行で書かれていることも、素人は畝というものをどう作ったらいいのか分かりません。。
(ま、何となく土を盛り上げてみるだろうけど)
ここでは、鍬の持ち方から教えてもらえて、ありがたいです。
前に進んでいく鍬、後ろに進んでいく鍬。
もっとも、一回教わっただけでは、まったく上手くできないのですが(汗)
正直シャベルのほうが扱いやすいような……
個人的には、この後、雑草とりなどに使う三角ホーが、便利で軽くて好きです。
マルチは畑でよく見る、土に敷いてあるビニール。地温上昇のため透明マルチです。 |
大学の講座なので、適当さがないのも勉強になります。
畝もマルチも、まっすぐに!
マルチは、土にぴったり密着!
支柱の角度までチェック!
何でもピシッと揃っていると気持ちがいいものですね~。
でも、素人がやるので、多少は曲がるんですけど。
畝は数人一組、班になって共有するので、結構すいすい終わりました。
マルチを貼るのも、
・両端を踏んでピンと貼りつつ、鍬で土をかけて端を埋めていく人(畝の両側に2人)
・その背後で、ビニールの筒をまっすぐ転がしていく人(〃)
・さらに、土かけが足りなかった部分をチェックして、埋めていく人(〃)
という具合の人海戦術。
疲れることは疲れますが、農作業において人手が多いのはとにかく楽です。
いつか、一人でやることになったら、こんなにきれいにできるかな(無理)
一日目の作業が終わったところ。おつかれさまでした。 |
4月21日
この日は、支柱を設置して、トウモロコシと枝豆の種をまきました。
右がトマト用、左の逆三角形がピーマン・ナス用です。 |
支柱立ても、どんどん進みます。
・支柱を立てる人(畝の両側に2人)
・立てる人に、支柱を補給する人(〃)
・角度や高さが不揃いでないか、畝の中央からチェックしている人(1~2人)
もっとも、ちゃっちゃっとやらないと、午前中の時間だけでは終わりませんが……。
次に、種をまきました。
資材の商品名は、パオパオとか黒丸君とか、かわいい名前がついている。 |
忙しくて、作業中の写真は撮れませんでした……。
トウモロコシの種が真っ赤で、驚きました。
薬をまぶしてあるので、誤って食べることのないよう、人工的に着色されているそうです。
枝豆のさやは大体三粒ずつ入っていて、自然界で種が落ちたときと同じような状況を作ってあげるため、一つの場所に三粒ずつまきます。三粒の距離についても教わりました。
意外と知らなかったのが、種をまいた後、ぎゅっと土を押さえて「鎮圧」しなければならない、ということ。種と土をしっかり接触させるのが大事。種は土から水分を取って芽を出すので、ふわっと土をかけただけはダメだそうです。だからといって、深く埋めすぎてもいけないのですが。
いろいろ間違っていても、植物の生命力で芽が出ることも多いのでしょうが、そういうことらしいです。
何にでも、理由があるんだなぁ。
その後、先生いわく「今も絶対、どこかで鳥が見ている」らしく、種がほじって食べられてしまうので、白い不織布でおおいをしました。
*
この後、ゴールデンウィークの旅行から帰ってみると、ベランダの鉢で何かがびょーんと芽を出していて、びっくり。
すごい生命力。 |
すっかり忘れていたけど、去年の秋、散歩のとき、むかごを三粒拾って、ここに埋めてみたんですよね。それ以来、水やりもしていなかったのに。
その後、支柱を立ててやり、現在(6/15)は1mくらい育ってます。
続きます。→2018年の畑(5月)
Tweet