六条院の3Dのファイルをいただきました。その1 の続きで、枕草子まんがを作成しました。
あのような精緻な3Dをいただきながら、白黒まんが背景などに使ってしまっていいのだろうかと思いますが(好きにお使いくださいとは言ってくださったものの、……感謝です)。本当はもちろんフルカラー、フル3DCGでやりたいのですが、それはまだ夢です。。
もう一度、こたろうさんのブログにリンクさせていただきます。
ic-SD ~六条院~(http://ic-sd.blogspot.jp/)
枕草子のエピソードは、「殿などのおはしまさで後」です。
定子が落ちぶれたすぐ後の話。
清少納言は、このとき、(定子の兄たちを陥れた)藤原道長方と仲が良かったということで、同僚たちからいじめられて、実家にひきこもってるんですね。
いわゆるニートの図
(この期間に「枕草子」の初稿が執筆された!)
あくまで、「ラフ」「練習」として見ていただければと思います(汗)。
なお、いくつかの『枕草子』を読み比べたところ、書籍によって細かい部分の解釈がずいぶん違っていました。今回は、あまり難しいことは考えず、まんが的にしっくりくる訳を勝手に作ってしまいました。
と、いろいろ言い訳を書いてから、画像を貼っておきます。
現代語バージョン
古文バージョン(一部のみ)
需要あるのか……?
参考文献
・新潮日本古典集成 『枕草子』
・小学館日本古典文学全集 『枕草子』
・『源氏物語の時代』(山本潤子、朝日新聞社) ←おススメ!
・『枕草子』(大場みな子、講談社)
・人物叢書『清少納言』
利用した素材
・『平安文様素材CD-ROM』 だいぶ前に買ってあったもの
・『Photoshop Elements漫画テクニック』 ガイド付き原稿用紙など
こたろうさん
コメントありがとうございます! 美しいモデリングの3Dをこんなふうに使わせていただいてしまい・・・(_ _)。デジタルとアナログの融合・・・融合するほど絵がうまくないのがかなしいです(汗) それにしても、SketchUpも鉛筆画風やペン画風にできるのですね。知らないことばかりです。今はこれをアップしたので、ウォークスルーというものを一度やってみようと思っています(^^) もちろん自分のモデルの作成もですね・・・。
「水晶の村」?? 興味深いですね!
拝見しましたよ!
日本にかぎらず先進国の普通の家は四角が基本ですが、
円型や六角形、八角形、十二角形、たまご、ドーム状などの家がもっとたくさんあれば、
面白いのになあと思うことがあります。
(実際は、効率などの点から難しいのでしょうが・・・)
「4~6m道路に接する」がリアルですね・・・
さっそくご紹介ありがとうございます。ブログ拝読しました。
なるほど、四角は人間の発明して採用したデザインなんですね。
鉱物にも、四角柱や正六面体、いくつかありますが、他の形のほうが多いので、人間の家やビルはなぜ全部四角ベースなんだろうと思っていました(まあ、曲面のビルもありますが)。
はい、また伺います~~!