山梨県の昇仙峡の奥にある金櫻(かなざくら)神社。
ご神宝は、この地に産出する水晶を磨き出した「火の玉・水の玉」。
ご祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)。しかし、ご神体は金峰山そのものといいます。
いいですね~、すごく惹かれるタイプの神社ですね~。
神社入口
春の例大祭だったようです。
駐車場がちょうど一、二台空いていてよかったです。
鳥居をくぐってすぐ、合格祈願のさざれ石もあります。
鬱金の桜
鳥居の手前に、桜が二本あります。
八重桜と、薄い黄緑色の花を咲かせる鬱金桜(ウコンザクラ)。
4月28日でしたが、どちらも見事に咲いていました。感激。
今年は例年より開花が遅かったようです。
「金の成る木」という云われもあるそうです。
花の季節にお参りすると金運のご利益が!! あるかも!!
「御衣黄(ぎょいこう)」という似た桜は、もっと緑色の花をつけるそうです。
こんど、新宿御苑に見に行ってみようかな。
春の例大祭の演舞
舞が奉納されていました!
知らずに行ったので、ラッキー。
こうした光(レンズフレア)は逆光で撮るとしばしば出るものです。
カメラの位置を少しずらすと消えます、が。
今回は紫色の光が出たので、
「これも、桜の神社にぴったりかな!?」
と思い、そのまま撮ることに。
ほんとに桜の女神が見に来ていたのかもしれないしね!
演舞が終わった後は、お供えされていたお餅が配られました、おおお、ラッキー。
花も団子もではないか。
お餅は、帰ってから朝ごはんにしましたよ!
拝殿に置かれている紅水晶。
しっかり触ってお参りしました。
頂かなかったけど、御朱印も水晶の判だそうです。
大きな杉の樹と昇竜・降竜
左甚五郎作と伝えられた昇竜・降竜は、昭和三十年の火事で失われてしまいました。
その後、再建されたケヤキ一本づくりの昇竜・降竜。
「水晶の玉を抱いております」
と、書かれていましたが、どこにあるのかよく分からなかったのですが、あの天辺の玉に埋め込まれているのかな!? かっこいい。
このすぐ近くに、とても大きな杉の樹があります。
もともと境内に大きな樹があったらしく、切株が残っているのですが、
同じくらいの樹齢じゃないかと思うくらい大きいです。
何人もの人が触っていました。
翌日行った、秩父の三峯神社も拝殿の左右に大きな杉の木があって、みんな順番に並んで幹に触るならわし(?)になっているようでした。
やっぱり大きな樹は存在感が違います。
確かに「気」がもらえそうです。ここは誰も並んでいなかったので、もらい放題です。
他にも、境内には大きな樹が何本もありました。
モミジの新緑もきれいです。
境内の桜
下界ではとうに散ってしまったので、二度見られて、お得な感じでした。
連休にしては人も少なく、静かで……。
実は、桜も鬱金桜もあまり期待しないで行ったのですが、すっかり堪能しました。
ああ、いい訪問だった。
ありがとうございます~。
帰りは、甲府市街に降りる途中で、富士山が見えました。
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