///花を降らせる係
花を降らせる

花を降らせる係

久しぶりにマハーバーラタまんがを描きました♪
今回はビーシュマおじいさまを描きたかったー!

花を降らせる係(マハーバーラタまんが)

マハーバーラタでは、しばしば天から花が降ります。
素晴らしい行為があったときや、貴人が死ぬときなど。

最初は、単なる比喩表現かと思っていましたが、目を見張るような行いや戦闘があったとき「天人たちが大勢見物に集まってきた」という表現がよくあります。

比喩ではなくて、本当に花が降ったり、声が聞こえたりする世界らしいです。すごいなー!

人間界とはレイヤー(層)の違う、天人たちの世界があるんですね。
物質的な世界をちょっと超えたところにある。
いわゆる高次元の世界なんでしょうが。
ただ、そんなに物質的世界とかけ離れてはいなくて、地上の人間たちを見物したり関わったりすることもできる。

有名な神仙たちもそこに住んでいます、たぶん。
神仙ナーラダとか、ものすごく神出鬼没なので、三次元の空間だけを経由して移動しているとは思えないんです(笑)。あの人たち、ぜったい時空の制約をすり抜けてる!

さて、「花を降らせる係の天人」。
悪役あつかいのドゥルヨーダナが死んだときも花が降ってましたね。
天界には彼をひいきする天人たちもいたんでしょうね、きっと。

ビーシュマは、アルジュナやドゥルヨーダナたちの祖父的存在です。
一族の大長老。ラスボス級に強いおじいちゃん。

最後の大戦争のときは、アルジュナはビーシュマおじいちゃんを倒すのをすごく嫌がっていて、Kに怒られて怒られて、やっと倒しました。