Beryl, var.Aquamarine
Skardu Dist. Gilgit-Baltistan, Pakistan
Miniature
結晶も母岩も複雑で、情報量のとても多いパキスタンのアクアマリンです。
盆栽感とはちょっと違いますが、「一つの世界」のような趣があります。
母岩の中腹のあちこちに村があって、頂上に氷の結晶がそびえていて……みたいなイメージ(!)。
結晶は、凍った滝のようと思ってます。
水色の針がたくさん固まっていて美しい。
実は背景や光を変えて、何度か撮り直してるんですが、というのも、結晶の色がなかなか満足いかなくて。先端は透明に近いのですが、根元のあたりの「ミルキーな水色」が消えてしまうんですよね……。
無反射ガラスも使ってみればよかった!
ほぼ透明に見える結晶も、上から見るとずいぶん青いです。
アクリル台座を外してみました。
おしりの部分もアクアマリンだったんですねー。こちらのほうが色が濃いです。
ここらへんは濃いグレーの背景紙に、午後の光で撮った場合ですね(笑)。
これはこれでいいんですが、やっぱり肉眼ではもっと水色に見える。
白と緑のポコポコした母岩。
あ~~お店の方に母岩の鉱物名を聞いたのに、今、完全に忘れてしまった! ダメすぎる。
「ミルキーな水色」がいちばんよく撮れたのは、この写真です。
ラムネかサイダーみたいな色で気に入っています。
夜の蛍光灯下ではもっと白っぽく見えますが。
タンザナイトと大きさ比較。
何気なく目をやって、「石って綺麗だな」と思いますね^^。
自然光はすばらしい!